線画の世界 : 人間のもう一つの言葉
著者
書誌事項
線画の世界 : 人間のもう一つの言葉
思索社, 1988.11
- タイトル別名
-
Zeichnen,des Menschen andere Sprache
- タイトル読み
-
センガ ノ セカイ : ニンゲン ノ モウ ヒトツ ノ コトバ
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内容説明・目次
内容説明
著者が自分自身の幼児期から描きはじめた一連の線画を通じて、成長とともに対象がどのように認知され表現されていくのか、その発達の歴史を追跡しつつ、線画という独自な表現世界を新たに展開する。
目次
- この本を書くことになった直接の動機
- 金、雪、紙
- 平面的造形物と立体的造形物
- 写真と線画
- 予想と断片的な情報
- 個人における線画の発達
- 乱画の時代から造形の段階まで
- 思春期までの学童期
- 章と章の幕間に:比較例としての蒸気機関車
- 子供時代の終わりからおとなになるまでの間
- 造形における色の意義についての補足的考察
- 色の実質価値への疑問
- 分節化と単純化
- 写生と心象画
- 自由度
- 交通標識
- 略画では何が残されるのか?
- なぜ再び動物略画なのか?
- 線は何をすることができるか?
- 銅板画と腐食銅板画
- 略画のための準備作業
- 墨略画—ある後退
- それではどのようにして描くのか?
「BOOKデータベース」 より