「分析の技術」を教える授業
著者
書誌事項
「分析の技術」を教える授業
(授業への挑戦, 32)
明治図書出版, 1988.9
- タイトル読み
-
ブンセキ ノ ギジュツ オ オシエル ジュギョウ
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内容説明・目次
内容説明
この本の価値は、主題を掘りあてる技術を明らかにした点にある。主題というやっかいなものをこれまでのどの方法よりも簡単にかつ科学的に掘りあてる技術が書かれている。この本のもう一つの価値は、上達論が説かれている点にある。『武道の理論』等の著者南郷継正氏の発見した三段階上達論を基本技にすえて。発問は平々凡々たるべし。技の多きを誇るなかれ。この本のもう一つの価値は、教科内容と授業スタイルとをはっきりと区別して論じている点にある。中学校の授業は授業スタイルの確立なしには成立しない。
目次
- プロローグ(私の国語観;この本は何を問題提起しているか)
- 1 背水の陣で臨んだ授業開き—授業スタイルの確立から出発を(発表したがらない中学生;授業開きにしたこと—宣言;授業開きにしたこと—“分析批評の授業入門”;授業スタイルの確立)
- 2 “分析の技術”とは何か(“分析の技術”の定義;“分析の技術”と“分析の技能”;1つの懸念;「分析批評」と「“分析批評”による授業」の違い)
- 3 主題をとらえる技術—中心人物→クライマックス(ピナクル)→主材→主想(“主材”“主想”“クライマックス(ピナクル)”の定義;『子馬』〈ミハイル・ショーロホフ〉の主題;『車掌の本分』〈かんべむさし〉の主題;『幸福』〈安岡章太郎〉の主題;『故郷』〈魯迅〉の主題)
- 4 上達論と分析の技術の習得(技術の〈理解〉〈肉体化〉〈応用〉—武道家・南郷継正の教え;庄司和晃の「3段階連関理論」;上達論で見えてくるもの;山本昌猷の算数教育;平々凡々たる発問こそ本物なり)
- 5 分析の技術を教える授業(設定;“話者”と“作者”について異議あり;対比・類比;抽象化)
「BOOKデータベース」 より