十八世紀ウィーンの民衆劇 : 放浪のプルチネッラたち

書誌事項

十八世紀ウィーンの民衆劇 : 放浪のプルチネッラたち

原研二著

法政大学出版局, 1988.11

タイトル別名

18世紀ウィーンの民衆劇

十八世紀ウィーンの民衆劇 : 放浪のプルチネッラたち

タイトル読み

ジュウハッセイキ ウィーン ノ ミンシュウゲキ : ホウロウ ノ プルチネッラ タチ

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内容説明・目次

内容説明

啓蒙主義の批判性を徹底的に拒否し、文学史における〈近代〉の眼鏡を捨て、民衆劇のエネルギーを素手で掴み取る。道化たちの系譜。原テキスト7篇を訳出・併載。

目次

  • 第1章 ハンスヴルスト 都に居を定む—ヒルファディングとシュトラニツキィ(ウィーン市立ケルンテン門劇場;広場・路上の騒擾;重層する桟敷;巡遊の民;傀儡師ヒルファディング一家 ほか)
  • 1章から2章へのインテルメッツォ—プレハウザーとラデミーン(オペラが見たい!;魔法劇『ルンツヴァンスカード』;宮廷、バロックから後退す ほか)
  • 第2章 工人のユートピア—クルツ=ベルナルドンとニコリーニ(機械劇;1752年即興劇禁止令;ニコリーニの童子一座 ほか)
  • 第3章 ローカル化の時代—ハーフナーとゾネンフェルス(ウィーンは踊る;ハーフナーの時代;ウィーン演劇論争;オドアルド役者ヴァイスケルン;検閲の内化 ほか)
  • 第4章 もっと分身を—パパゲーノとカスペルル(ケルンテン門劇場の没落;土着のヒーローカスペルル;レオポルト区劇場とアウフ・デア・ヴィーデン劇場;幻のパパゲーノ;異種混合の世界)

「BOOKデータベース」 より

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