朝鮮王朝最後の皇太子妃
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朝鮮王朝最後の皇太子妃
文藝春秋, 1988.7
- タイトル読み
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チョウセン オウチョウ サイゴ ノ コウタイシヒ
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注記
李方子ほかの肖像あり
主要参考文献: p275-278
内容説明・目次
内容説明
大韓帝国併合を強行した日本は、朝鮮王朝の李垠殿下を人質として留学させた上、婚約者を無視して日本の王女と政略結婚させた。日本を恨みつつ一生独身を通した閔閨秀。日本の皇太子妃候補から朝鮮の皇太子妃へ、王妃から平民へ、日本人から韓国人へとなった李方子女史。日韓の厳しい時代を生きた二人の女性。
目次
- 第1章 李方子女史(楽善斎の妃殿下;伊都子妃の厳しい躾;新聞で知った婚約発表)
- 第2章 人質としての皇太子(大院君と閔妃;閔妃暗殺事件;大韓帝国の誕生;皇太子垠と伊藤博文)
- 第3章 揀択と破婚(皇太子の婚約者;婚約破棄)
- 第4章 李太王の急死
- 第5章 上海亡命(父の死;金圭植の訪問)
- 第6章 王子晉の死(結婚式;初めての帰国;宮中の生活)
- 第7章 英親王拉致計画(朝鮮王朝最後の王;ヨーロッパ旅行)
- 第8章 亡命者の煩悩
- 第9章 日本の敗戦(宇都宮時代;創氏改名)
- 第10章 初めての雑踏(朝鮮王族の処遇;敗戦直後の日常)
- 第11章 わが青春を返せ
- 第12章 垠の怒り(臣籍降下;玖のアメリカ留学;李王家東京邸)
- 第13章 56年目の帰国
- 第14章 閔甲完の死
- 第15章 金婚式(永遠の平安;慈恵学校と明暉園)
「BOOKデータベース」 より