ラ・フォンテーヌの小話
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ラ・フォンテーヌの小話
(現代教養文庫, 1207)
社会思想社, 1987.9
- タイトル読み
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ラ フォンテーヌ ノ コント
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内容説明・目次
内容説明
『寓話』でその名を不朽ならしめたラ・フォンテーヌだが、彼は『寓話』よりも早く『小話(コント)』の執筆をはじめていた。浮気女や寝とられた亭主、好色坊主などが、愛の騙し合いやアバンチュールの技を競うといった、ボッカチオやラブレーに素材を借りた風流小話が大部分ながら、さすが才気にあふれる巧妙な口調で語られ、独特の魅力にあふれた艶笑譚となっている。『寓話』作家の快楽主義者としての本性を存分に発揮した作品である。
目次
- ジョコンダ—ロンバルディア王との魅力くらべ
- リッチャルド・ミヌートロ—恋の手並み
- 殴られて喜んだコキュ—貞潔な奥方との忠実な従僕のペテン
- 聴罪司祭に化けた亭主—浮気女房が一枚上手
- シャトーティエリで起こった事件—3人ともに得するためには
- アテナイオスによる小話—美しい娘の父親はどちら?〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より