書誌事項

楽の器

藤井知昭, 山口修, 月溪恒子編

弘文堂, 1988.12

タイトル読み

ガク ノ ウツワ

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注記

執筆者: 瀬山徹ほか

内容説明・目次

内容説明

文化の象徴としての楽器。楽器のみならず、「音具」や人間の身体そのものなども環境と関連づけながら、物質文化としての楽器を音という事象文化の基盤として位置づけ、人間による音響空間にさまざまな角度から切り込む。

目次

  • 序論 楽器と文化—楽器は語る(藤井知昭)
  • 人さし指の魔術—尺八本曲にみる楽器と身体(瀬山徹)
  • 右手から左手へ三味線の色付けを求めて(大塚邦子)
  • 打つ弦楽器サントゥール—奏法にあらわれる方向性(広井栄子)
  • 身体の音楽—琉球三線とのコミュニケーション(長方正博)
  • 器から主体へ—楽器、身体、音楽(前川陽郁)
  • 綾なす音—盲僧琵琶の世界(尾野尉子)
  • サピと喉—プナンの楽器(卜田隆嗣)
  • 西部バリの竹筒ガムラン「ジュゴッグ」にみる「対」の機能(西岡信雄)
  • 語り、そして三味線—清元の舞踊空間を支えるもの(渡辺浩子)
  • 音の息吹き—尺八奏法の生成と変化(志村哲)
  • 楽器にみる中国文化の一貫性と革新性(朱家駿)
  • チロルの婚礼舞踊がよみがえるとき(金子敦子)
  • 古代ギリシアのリラと現代ギリシアのリラ(大東純子)
  • 「演奏する」ということ—鍵盤楽器、そして機械(由比邦子)
  • 縦と横—東アジアの笛(月渓恒子)
  • 結論 楽の器(山口修)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BN02968839
  • ISBN
    • 4335850107
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 228p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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