アメリカ人をやめた私 : 視線は地平をこえて
著者
書誌事項
アメリカ人をやめた私 : 視線は地平をこえて
サイマル出版会, 1988.11
- タイトル別名
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The unmaking of an American
- タイトル読み
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アメリカジン オ ヤメタ ワタクシ : シセン ワ チヘイ オ コエテ
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内容説明・目次
内容説明
わたしは「小国」の市民になりたいと思っていた。アメリカ合衆国に生まれ、のちにソ連を実際に見てから、大国の周縁の国々のほうが自分の気質に合っていると感じた。アメリカを去ってこれまでたどった道程をふりかえり、自分なりの答えを見つけたいと思ったのが、この本を書いた理由である…地球が小さくなって、人はさまざまな道を生きる。周縁の国を求めた異色作家パルバースは、なぜアメリカ人をやめたか。
目次
- 1 平らな地表の遥か向こうに—先祖との対話
- 2 至近距離の記憶—50年代のエキゾチカ・ロス
- 3 アメリカンぶりっこ—愛国って何だ
- 4 空洞アイスクリーム—国民性という名の表層
- 5 矛盾した国—「希望と自由」のレトリック
- 6 「スポーツと女の子が好きなだけ」—CIA事件
- 7 社会主義はセルフサービスで—1960年代の東欧
- 8 「メズェラッシイ」日本で—ウルトラ・プラグマティズムの人たち
- 9 大(抹消)劇作家になる—オーストラリアに帰化して
- 10 ウニとサワークリーム—エスニシティを見つめて
- 11 「際」、「流行」、「いじり」—日本人の演劇性
「BOOKデータベース」 より