世界を見てしまった男たち : 江戸の異郷体験
著者
書誌事項
世界を見てしまった男たち : 江戸の異郷体験
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1988.3
- タイトル読み
-
セカイ オ ミテシマッタ オトコタチ : エド ノ イキョウ タイケン
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内容説明・目次
内容説明
484日の海上漂流を強いられた督乗丸、幾組もの漂着者をうけ入れた絶海の孤島・鳥島、日本人として初めてアメリカへ渡った永住丸…。江戸時代の漂流をめぐって、それぞれの当事者たちの苦難と驚きにみちた冒険と体験を精緻にあとづけ、鎖国下において実際に〈異郷〉の土地をふんだ人々、“世界を見てしまった男たち”の行動と認識のあり方を探るノンフィクション。
目次
- 督乗丸の謎—海上漂流484日
- 無人島物語—ある島の伝記
- 日本人最初の世界一周—皇帝とともに気球を見る
- はじめてのアメリカ—変らぬものは心なり
- 韃靼漂流記—万里の長城を越えて
- 「英国市民」力松の孤独—国際性の代償
- 中国を見た人々—漂流の帰途で
「BOOKデータベース」 より