追いつめられた子供たち : アメリカはここまで病んでいる

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追いつめられた子供たち : アメリカはここまで病んでいる

多賀幹子著

PHP研究所, 1987.11

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オイツメラレタ コドモタチ : アメリカ ワ ココマデ ヤンデイル

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Description and Table of Contents

Description

妊娠、麻薬、自殺、誘拐、エイズ…。いまアメリカのティーンエイジャーを取り巻く状況はすさまじい。その恐るべき実態を、ニューヨーク在住の著者が徹底追求した衝撃のリポート!

Table of Contents

  • 1 妊娠(低年齢化が進むティーンの妊娠;避妊に対して消極的な少女たち;性教育はティーンの妊娠の減少に役立つか;“中絶”がかかえる問題点;変わりつつある“父親”側の態度)
  • 2 麻薬(小学6年生の5%がドラッグ経験ずみ;上昇の一途をたどるコカイン中毒患者;“クラック”の猛威に打つ手を失う;小学校から始まるドラッグ予防教育;険しく遠い「ドラッグのないアメリカ」への道)
  • 3 自殺(日本よりはるかに高い自殺率;子供たちは“死”をどうとらえているか;静かなブームを呼ぶ「死亡心理学」;高まる自殺予防運動)
  • 4 酒(アル中患者の大半は“普通の人々”;女子大生のためのアルコール予防教育;飲酒の際の5つの心得)
  • 5 誘拐(誘拐に備えて指紋をとる子供たち;激増する“親による”誘拐;変質者から子供を守るには;全米に広がる子捜し運動;指紋押捺の意義;牛乳パックに刷りこまれた顔写真)
  • 6 家出(7人に1人のティーンが一度は家出する;家出した少年少女には冷たい政府;わが家を無償で提供するホストファミリー)
  • 7 虐待(毎年3千人の子供が親の暴力の犠牲に;性的虐待者の80%は子供の顔見知り;“グッドタッチ”と“バッドタッチ”の違い)
  • 8 拒食症(模範的な子供ほど拒食症になりやすい;治療はどのようになされるか;早期発見が完全治癒につながる)
  • 9 エイズ(世界一のエイズ先進国・アメリカ;子供にも及び始めたエイズ汚染;学齢期前から予防教育を;エイズの流行で変わる男女関係;“ホモ”の次は“ティーンエイジャー”)〔ほか〕

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