薄野まで
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書誌事項
薄野まで
朝日新聞社, 1988.12
- タイトル読み
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ススキノ マデ
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内容説明・目次
内容説明
樺太、引き揚げ、中学中退以来、いくたびもの凄絶な修羅場のなかで、涙ごしに温かく見まもり続けた男と女の深情け。芳醇な文体でつづる、人の世の哀しさと美しさ。キャバレー稼業３０年…酒場哀歌。
目次
- 短い手紙（口紅；「クラブ酔族館」開店；刃物 ほか）
- 波止場の犬（波止場の犬；甥の牛車；祖父 ほか）
- スポットライト（三十年前のゴルフ；苦学生と先生；槍を持った足軽 ほか）
- 胸もとの赤いあざ（花屋「はなみち」；道産子の女の凄み；パトロン気分 ほか）
「BOOKデータベース」 より
