大江戸女ばなし : したたかな“庶民の女"の人生模様
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大江戸女ばなし : したたかな“庶民の女"の人生模様
PHP研究所, 1988.2
- タイトル読み
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オオエド オンナ バナシ : シタタカナ ショミン ノ オンナ ノ ジンセイ モヨウ
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内容説明・目次
内容説明
“三従の教え”もなんのその、江戸後期の女たちは、自由にたくましく生きていた。色娘・不良女房・女師匠など、貞女・悪女たちの人生を鮮やかに織りあげた一大女絵巻。
目次
- 1 店奉公の女—下女の尻癖七典り
- 2 恋一筋の純情娘—八百屋お七と天満屋お初
- 3 おきゃんで尻軽色娘—江戸の悪態五人女
- 4 下町の花嫁—『女大学』にとまどう日々
- 5 長屋住まいの良妻悪妻—井戸端会議花ざかり
- 6 お大尽・大店・大家の女房—ぜいたく三昧“有閑マダム”
- 7 妾奉公・後家・厄介—日蔭の女のしたたかさ
- 8 権力の座にあった熟女—お喜世の方と絵島の風聞
- 9 吉原の花魁—遣手婆の覗きからくり
- 10 岡場所の遊女—羽織芸者の向う意気
- 11 湯屋の女—お色気たっぷり裸の付き合い
- 12 茶屋の女—ミス江戸・笠森お仙とその対抗馬
- 13 髪結いの女師匠—亭主を骨抜きにした男勝りの実態
- 14 女師匠・女医者・産婆—女ひとり江戸をゆく
- 15 女祈祷師・辻占い—邪教祖・狐の使いといわれても
- 16 江戸の踊り子・女芸人—大衆芸能の哀歓と舞台裏
- 17 かたり・口入れ・女白浪—女だてらの悪事・浅知恵・浅はかさ
- 18 無宿・乞食に晒し者—江戸の最下層にみる女の生きざま
- 19 駈け込み寺の女—三くだり半に幸せを託す女の変身
- 20 江戸へのお関所人見女—天下の嶮にみる女の流れと定め
「BOOKデータベース」 より