近代日本図画教育方法史研究 : 「表現」の発見とその実践
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近代日本図画教育方法史研究 : 「表現」の発見とその実践
東京大学出版会, 1989.2
- タイトル読み
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キンダイ ニホン ズガ キョウイク ホウホウシ ケンキュウ : ヒョウゲン ノ ハッケン ト ソノ ジッセン
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注記
関連年表: p205-212
内容説明・目次
内容説明
日本の図画教育の質を問い、考えさせる知的でみずみずしい本である。著者は日本の図画教育における「表現」の問題に着目し、それを図画教育の方法史的研究から明らかにしている。すなわち、日本の近代の図画教育の出発期である明治時代の最初から、大正時代の山本鼎の自由画教育運動を経て、昭和初期に至るまで、それぞれの時期の図画教育と子どもの「表現」活動がどのように捉えられ、また実践によって具体化されていったかを教育方法史の観点から切り込み、跡づけているのである。
目次
- 序章 図画教育における「表現」への注目
- 第1章 明治初期の図画教育における「表現」—明治5‐18年(1872‐85)
- 第2章 毛筆画時代の図画教育における「表現」—明治19‐31年(1886‐98)
- 第3章 『新定画帖』における「表現」—明治32‐大正7年(1899‐1918)
- 第4章 大正期の自由画教育運動における「表現」—大正8‐昭和6年(1919‐31)
- 第5章 自由画教育の実践と「表現」の自由
- 結語
- 関連年表
「BOOKデータベース」 より