「新しさ」の博物誌
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「新しさ」の博物誌
(近代性の系譜学 / 榎並重行, 三橋俊明著, 主体編)
JICC出版局, 1988.12
- タイトル読み
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アタラシサ ノ ハクブツシ
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注記
本書は, 別冊宝島51号『東京の正体』(1986年2月発行)の改訂,増補
内容説明・目次
内容説明
自我の散逸とか主体の散乱といった最新の、しかし空疎な流行語に対して、「近代的自我」や主体性の確立といった論題は、すでに陳腐に映るかもしれない。しかし、それらをまさに問題たらしめていた諸関係とその歴史については、実のところ、未だ何も知られていない。というより、おそらく知られていた何ものかの向こうとこちらで、それらは未だ考えられたことがなかった。本書の試みは、それらを考えられるものにすることをめざしている。
目次
- 第1部 主体の分布(「新しさ」の系統;主体の帰化;自我の種と属領〈テリトリー〉;自我のための植床;「新しさ」の拡散;主体の散種)
- 第2部 模像の地誌(模像のなかの自我;「新しさ」の地誌;断層と連続〈歴史という政治〉;自己と空間の系図;模像の無場所〈ユートピア〉)
「BOOKデータベース」 より