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星の王子さま、禅を語る

重松宗育著

(こころの本)

筑摩書房, 1988.8

タイトル読み

ホシ ノ オウジサマ ゼン オ カタル

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内容説明・目次

内容説明

真実は、何気ない、さり気ない、平易な、詩的な言葉の中にある、と私は信じます。禅を、難しい漢字ばかりの特殊な世界と決めつけるのは、全くの偏見です。禅は日常生活そのもの、人間の営みの一瞬、一瞬、どこにでもあるからです。問題は、それを禅と気づかかどうかなのです。だから、『星の王子さま』が禅を語ったとしても、別に不思議ではありません。「禅語」は、本質的にシンボリックです。それゆえ、我々の方から働きかけて、眼を見開き、読みとる他はありません。

目次

  • 第1章 不立文字
  • 第2章 直指人心
  • 第3章 脚下照顧
  • 第4章 主人公
  • 第5章 色即是空(平等)
  • 第6章 空即是色(差別)
  • 第7章 一隅を照らす
  • 第8章 自由
  • 第9章 仏性
  • 第10章 一期一会

「BOOKデータベース」 より

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