天皇 : その論の変遷と皇室制度
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天皇 : その論の変遷と皇室制度
展転社, 1988.11
- タイトル読み
-
テンノウ : ソノ ロン ノ ヘンセン ト コウシツ セイド
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注記
天皇論・100冊: p87-114
内容説明・目次
内容説明
天皇制の問題は、この国に生まれた者にとって、どうしても避けることのできない宿命的な思想的課題であるといっても過言ではない。そこには、説く人、論ずる人の人生観、国家観、世界観がもろに顔を出す。戦後の日本は天皇および天皇制に関する言論の自由を十分に堪能してきたといっていい。いうところの“菊のタブー”はあまりにも誇張され過ぎている。ここで、戦後四十年の天皇論の流れをふりかえってみたい。
目次
- 第1章 天皇とは何か(民主主義と天皇制—若者に語る天皇論;天皇の「人間宣言」とは何か?;“脱天皇論”への疑問—『ミカドの肖像』をめぐって;戦後天皇論の変遷)
- 第2章 「開かれた皇室」論への懐疑(入江侍従長の「宮廷革命」を質す;戦後の皇室民主化を問う)
- 第3章 昭和史と戦後日本(昭和史の原点;昭和史の教訓—政治と軍事と;マッカーサーの「天皇と神道」;当世政教問題覚え書き;「東京裁判」の問題性;天皇陛下に捧げる民草の祈り)
「BOOKデータベース」 より