植物ウイルスと分子生物学
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植物ウイルスと分子生物学
(UP biology, 24)
東京大学出版会, 1989.3
第2版
- タイトル読み
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ショクブツ ウイルス ト ブンシ セイブツガク
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注記
参考書: p[119]
内容説明・目次
内容説明
RNA遺伝子操作系の確立により、植物ウイルスの分子生物学は急速な発展期を迎えた。ウイルスの最初の発見から、ウイルスと宿主細胞との相互応答、バイオテクノロジーへの応用にいたるまで、植物ウイルス学の新しい展望を紹介する。
目次
- 1 植物ウイルスと分子生物学
- きのうきょう(ウイルスの発見;TMVの結晶化からウイルスの物理、化学の時代;分子生物学への先達;遺伝子操作時代の展開;ウイロイト)
- 2 化学物質としての植物ウイルス(ウイルスの精製;ウイルスの構成成分;核酸とタンパク質の集合系としてのウイルス)
- 3 遺伝情報系としての植物ウイルス(植物ウイルスRNAの機能;植物ウイルスRNAの複製と翻訳;RNAを経由する植物DNAウイルスの複製)
- 4 植物ウイルスRNAの遺伝子操作(RNA遺伝子を人為的に操作する系;130K、180Kタンパク質は複製酵素である;30Kタンパク質はウイルスの細胞間移行に関与するタンパク質である;コートタンパク質がもっている多様な機能;弱毒ウイルスを人工合成する;ウイロイドの遺伝子操作)
- 5 ウイルス遺伝子と宿主細胞の相互応答(N’遺伝子との相互作用;Tm‐1、Tm‐2遺伝子との相互作用;ウイルス感染によって活性化される宿主RNAポリメラーゼ)
- 6 植物ウイルスとバイオテクロノジー(植物ウイルスを利用したベクター;RNAベクターの開発;ウイルス遺伝子を利用したトランスジェニック植物)
- 7 植物ウイルス学—明日への展望
「BOOKデータベース」 より