中原中也 : わが青春の漂泊
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書誌事項
中原中也 : わが青春の漂泊
(泰流選書)
泰流社, 1988
- タイトル読み
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ナカハラ チュウヤ : ワガ セイシュン ノ ヒョウハク
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注記
中原中也の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
没後50年を経た現在もなお若者の熱い支持を得る詩人・中原中也。終生2人の女の像とのしがらみに苦しみ、そして愛児の早逝に悩みながらも詩作を続け、名作「山羊の歌」「在りし日の歌」などを残し、30歳という若さでその生涯を閉じた。若き日、その中也の知遇を得、示唆を受けた著者野田真吉が、記録映画作家・詩人というユニークな視点で中也の生きた軌跡をたどりながら、その実像・詩境に迫る。
目次
- 詩碑
- 初対面
- 漂泊者たち『半仙戯』のこと
- 頬の傷あと
- ダダイスト中也—愛の破綻
- 彷徨
- 懊悩転々
- 錯乱
- 片言隻句
- 肝やき息子の結婚
- 山羊の歌
- ベッドと『椿姫』
- 月夜の浜辺で拾ったボタン
- ペロペロの神さま
- オレンジ色の詩、いのちの歌
- 雪の日のクーデター
- 訳詩集『ランボオ詩抄』
- 呼気と吸気
- 最後の訪問、あるいは中也の死
- 愛の像(未刊詩篇ノート)
- 女の像(ふたりの女の回想録についてのノート)
- 補足ノート
「BOOKデータベース」 より