磯部浅一と二・二六事件 : わが生涯を焼く
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書誌事項
磯部浅一と二・二六事件 : わが生涯を焼く
河出書房新社, 1989.2
- タイトル読み
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イソベ アサイチ ト ニ・ニロク ジケン : ワガ ショウガイ オ ヤク
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注記
参考文献: p223-224
内容説明・目次
内容説明
「天皇陛下 何と伝ふ御失政でありますか」怒髪天をつく怒りにもえて獄中手記をつづった二・二六事件の中心的、存在磯部の革命者として燃え尽きた31歳の生涯を描く力作。
目次
- 地獄の朝
- 呪詛と反逆のパトス
- 事件の概要
- 革新思想の胎動期
- 最初の挫折—11月事件
- 満州・朝鮮への旅
- 殺意—真崎教育総監罷免
- 起爆剤—相沢事件
- 始動—机上プラン
- 上層部工作—昭和11年新春
- 蹶起前夜—具体的プラン
- 勃発—その四日間
- 収監—新たなる戦い
- 凄絶なる消耗—軍法会議
- 悲憤の最期—十五同志の処刑
- 断腸の日々—獄中生活
- 天皇を叱る
- 磯部と三島由紀夫—『英霊の声』
- 三島美学と二・二六事件
- 北一輝と西田税の救出企図
- 登美子への愛—天の配剤
- 磯部ら逝く—静謐な刑架
- 磯部の郷里を行く—長州・油谷町
- 磯部の位相
- 白昼の回向院—磯部の墓所
「BOOKデータベース」 より