人権・平等と天皇問題
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書誌事項
人権・平等と天皇問題
部落問題研究所, 1989.1
- タイトル読み
-
ジンケン ビョウドウ ト テンノウ モンダイ
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注記
座談:鯵坂真ほか
内容説明・目次
内容説明
1988年9月、天皇「重体」報道が、日本国内をかけめぐった。その後も天皇報道はエスカレートし、「天皇賛美」と「自粛」ムードが広がっていく。それは、天皇の戦争責任を免罪し、絶対主義天皇制の部落差別温存、民衆運動への弾圧という事実から国民を遠ざける役割を果している。「象徴天皇制」の肥大化は、日本国憲法の民主的条項—国民主権・平和主義・基本的人権—に暗い影をおとすことになる。そこで私たちは『部落』88年12月号で「天皇問題と民主主義」を特集し、鯵坂真・岩井忠熊・長谷川正安・藤谷俊雄の4氏による座談会を掲載した。今後、天皇の死去と改元、葬式、陸墓建設、代替り儀式…と続く天皇の政治利用の中で、草の根保守勢力が反動的地域支配を強めていく危険性も指摘されている。そこで私たちは、部落問題を解決する立場から、先の座談会に必要な資料を加えて刊行することにした。
目次
- 座談会 天皇問題と民主主義を考える(憲法からみた「天皇=元首」論の批判;外交における天皇の位置づけ;「日本文化論」の天皇論の危険性;天皇の国事行為と公私区別;天皇における戦前・戦後の意識の連続と戦争責任;天皇制=無責任体制;君主制の特性;「天皇不執政論」の批判;葬儀・即位儀礼はどうなるか;大嘗祭とは;即位儀礼の憲法問題—政教分離;天皇賛美のねらい—民主主義を阻む役割;「自粛」の影響とマスコミの退廃;天皇と京都—60年前とのちがい;戦後「象徴天皇制」と部落問題;天皇賛美は部落問題解決を阻害)
- 資料(大日本帝国憲法〈抄〉;日本国憲法〈抄〉;旧皇室典範;皇室典範;皇室服喪令 ほか)
- 資料(天皇賛美に反対する声明〈全国部落解放運動連合会〉;天皇問題に関する声明〈全国部落問題研究協議会第18回総会〉)
「BOOKデータベース」 より