「感想」というジャンル
著者
書誌事項
「感想」というジャンル
筑摩書房, 1989.3
- タイトル読み
-
カンソウ ト イウ ジャンル
大学図書館所蔵 全61件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
メビウス帯にも似た現代文学の奇妙な位相を、小林秀雄/柄谷行人から三島由紀夫/島田雅彦へ、あるいはG・ショーレム/H・ブルームへと、若き〈批評〉は疾走する。“自壊の予感”が再び漂いはじめた世紀へむけて、文学の最終的な〈至高虚構〉の在りかを問いかける、期待の新鋭の批評論=小説論、第1作。
目次
- 〈感想〉というジャンル—小林秀雄の「私」
- 小林秀雄への共感的反逆—後発者柄谷行人の“場所”
- 文芸評論という虚点—磯田光一の選択
- 幻視と常識—小林秀雄の遺言作成
- 批評家を嫉妬させる「私」—三島由紀夫『仮面の告白』
- 万華鏡の中のカメレオン—筒井康隆『夢の木坂分岐点』
- 密室からの福音—増田みず子『シングル・セル』
- 桐山襲『聖なる夜 聖なる穴』
- 高橋源一郎『虹の彼方に』
- 若くして「晩年」を迎えること—島田雅彦『天国が降ってくる』
- 自壊の予感—「不滅性の暗示」のパラドクス
- ショーレム以前以後—ユダヤ神秘主義の「真贋」問題
- 批評の〈深淵〉へ—ハロルド・ブルーム論
- 詩の幾何学化への意志—W.B.イェイツ『ヴィジョン』という徒花
「BOOKデータベース」 より