さようなら少年の夢

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さようなら少年の夢

武田秀夫著

朝日新聞社, 1988.11

Title Transcription

サヨウナラ ショウネン ノ ユメ

Available at  / 9 libraries

Description and Table of Contents

Description

夕空にむかってハーモニカを吹く。まれには、遥かなものからのよびごえに感心して、ゆえしらずしくしくと泣き出す。かつてそうした時空間がたしかに存在し、そこに〈少年〉が棲んでいた。それがいま、〈夕暮れ〉は駆逐され、〈少年〉は喪われてしまった—。少年の夢の終焉—ひとは、遥かなものへの懐郷のおもいなしに、はたして生きていけるものなのか。少年論・宮沢賢治の試み。

Table of Contents

  • 1 星空を窺う少年(ノスタルジア;心の闇;彷徨;ぼくのソーニャ;秋;星空を窺う少年)
  • 2 ジョバンニの夢(あの少女たち;白い命;立原道造;白い命その後;うつろな巣;6月の午前の道で;白い紙の黒板;夕日のさす部屋;子供たちに告ぐ!;親切は戦車に乗って;ジョバンニの夢;ファゼーロの夢;夏の合宿 ほか)
  • 3 さようなら少年の夢(昏倒;栗の木の前で;赤い2本の電信柱;鳥をとるやなぎの木はここにはない)

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Details

  • NCID
    BN03404963
  • ISBN
    • 4022559225
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    263p
  • Size
    20cm
  • Classification
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