さようなら少年の夢
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さようなら少年の夢
朝日新聞社, 1988.11
- タイトル読み
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サヨウナラ ショウネン ノ ユメ
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内容説明・目次
内容説明
夕空にむかってハーモニカを吹く。まれには、遥かなものからのよびごえに感心して、ゆえしらずしくしくと泣き出す。かつてそうした時空間がたしかに存在し、そこに〈少年〉が棲んでいた。それがいま、〈夕暮れ〉は駆逐され、〈少年〉は喪われてしまった—。少年の夢の終焉—ひとは、遥かなものへの懐郷のおもいなしに、はたして生きていけるものなのか。少年論・宮沢賢治の試み。
目次
- 1 星空を窺う少年(ノスタルジア;心の闇;彷徨;ぼくのソーニャ;秋;星空を窺う少年)
- 2 ジョバンニの夢(あの少女たち;白い命;立原道造;白い命その後;うつろな巣;6月の午前の道で;白い紙の黒板;夕日のさす部屋;子供たちに告ぐ!;親切は戦車に乗って;ジョバンニの夢;ファゼーロの夢;夏の合宿 ほか)
- 3 さようなら少年の夢(昏倒;栗の木の前で;赤い2本の電信柱;鳥をとるやなぎの木はここにはない)
「BOOKデータベース」 より