蘭医家坪井の系譜と芳治
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蘭医家坪井の系譜と芳治
東京布井出版, 1988.9
- タイトル読み
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ランイカ ツボイ ノ ケイフ ト ヨシハル
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注記
坪井芳治ほかの肖像あり
引用・参考文献目録: p275-276
内容説明・目次
内容説明
坪井芳治は幼くして当時京都帝国大学(初代)医科大学長であった父・坪井次郎を失い、経済的には苦しい中に京都帝国大学医学部を卒業、慶応大学医学部小児科医局唐沢研究室を経て、上海篠崎病院に赴任したため、医学の研究者として名を残していない。けれども、開業医師としての業績と人間性については、決して人後に落ちるものではなかったようである。本書は私家蔵版として坪井芳治について記述することを目的としているけれども、医史学の研究者により発表された坪井信道以後の為春、次郎、芳治の生きた時代相を回想しつつ、史実をもとに系譜として纒めたものである。
目次
- 1 蘭医家坪井家の祖先
- 2 医家坪井の創始者
- 3 医家坪井信道の誕生
- 4 西洋医学への開眼と坪井塾新設
- 5 信道の子たちの生涯
- 6 蘭医為春の子たちと坪井次郎
- 7 医師坪井芳治の生涯
「BOOKデータベース」 より