ファーブルの生涯
著者
書誌事項
ファーブルの生涯
(ちくま文庫)
筑摩書房, 1988.6
- タイトル別名
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La vie de J.-H.Fabre naturaliste.
- タイトル読み
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ファーブル ノ ショウガイ
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内容説明・目次
内容説明
科学者のように思索し、芸術家のように観察し、詩人のように表現する偉大な学者ファーブル—『昆虫記』の著者で知られるファーブルの友であり弟子であった著者が、互いにかわした会話、同時代人の記憶、手紙の類をたんねんに調べあげ、ファーブルの仕事・思想・人柄を浮きぼりにしつつ、その生涯を活写する。この伝記文学の傑作を訳出するにあたり原書にはない『昆虫記』の引用を多数用いて理解を助けた。
目次
- 1 自然というもの
- 2 小学校の教員時代
- 3 コルシカ島のファーブル
- 4 アヴィニヨンのファーブル
- 5 パストゥールの訪問
- 6 デュルイとの出会い
- 7 スチュアート・ミルとの交わり
- 8 オランジュのファーブル
- 9 『昆虫記』第一巻の出現
- 10 アルマスの荘園
- 11 活動と沈静の時代
- 12 自然のふしぎ
- 13 『自然科学物語』
- 14 おもしろい淘汰の話
- 15 楽しい習性
- 16 本能について
- 17 ファーブルのような学者たち
- 18 セリニアンの集い
- 19 たそがれどき
- 20 晩年の栄光
- 21 臨終
- ファーブルの言葉
「BOOKデータベース」 より