カント読本
著者
書誌事項
カント読本
法政大学出版局, 1989.6
- タイトル別名
-
カント読本
- タイトル読み
-
カント トクホン
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注記
カントの肖像あり
カントの著作と主要参考文献: p383-389
2刷(1994.4)では、カントの著作と主要参考文献に「補足」(p390)が追加されて(p383-390)となっている
カント年譜: p391-393
内容説明・目次
目次
- 序論 カントの人間と思想
- 第1部 カントの理論哲学(カントのコペルニクス的転回;超越論的認識;超越論的時間論—その予備的考察;超越論的論理学—〈知の拡大〉の基準学;超越論的論理学の主語論理学的構図;カントにおける知の構造;超越論的弁証論)
- 第2部 カントの倫理学と法論(超越論的主体性から行為的主体性へ;現象界と叡智界との往復運動—カント倫理学の理解のために;理性の事実;道徳の最高原理としての定言命法;意志の自律—その生成と構造;法における理性の支配;カントの抵抗権否認論の問題—論理学的な視点から)
- 第3部 カントの美学・歴史哲学・政治哲学・宗教論(美学的判断力と目的論的判断力—自由実現をめぐって;美の両義性と道徳;カントの共通感覚論—美学と政治哲学との間;カントの歴史哲学;政治哲学としてのカントの平和論—政治への道徳の架橋;カント宗教哲学における「悪」の問題;理性宗教とキリスト教)
- 第4部 カントをめぐる諸問題(カントと〈形而上学の戦場〉;啓蒙的理性とカント—要請される神の背景;カントとヘーゲル—啓蒙主義批判の文脈において;カントと現代の言語哲学;カント解釈の諸相)
- カントの著作と主要参考文献
- カント年譜
「BOOKデータベース」 より