風景の変容 : 人間は自然のなかに何を見るか
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風景の変容 : 人間は自然のなかに何を見るか
近代文芸社, 1989.1
- タイトル読み
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フウケイ ノ ヘンヨウ : ニンゲン ワ シゼン ノ ナカ ニ ナニ オ ミルカ
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内容説明・目次
内容説明
私であると同時に私ではないという人間の存在の二重性を、見えてくる物の像の変容として表象する〈風景〉の詩学。
目次
- はじめに—リルケ『風景について』
- 1 自然の人間化と人間の自然化—三島由紀夫『潮騒』
- 2 外に〈出ている己れ〉と自然の関係—和辻哲郎『風土』・ドストエフスキー『罪と罰』
- 3 踏み出す一歩の意味—リルケ『マルテの手記』
- 4 〈存在〉するマロニエの根っこ—サルトル『嘔吐』
- 5 〈事実〉としての心と自然—小林秀雄・吉本隆明『実朝論』
- 6 夢のなかの風景—埴谷雄高『存在の探究』解説・カフカ『変身』
- 7 死の予感をとおして見る戦場の自然—大岡昇平『野火』
- 8 人間の原故郷としての自然—北杜夫『幽霊』
- 9 美しい文句に似た何物か—プルースト『失われた時を求めて』
- 10 風景のうえに浮かぶ虚無—梶井基次郎『蒼穹』『闇の絵巻』『筧の話』
- 11 風景を相手に演じる道化—太宰治『富獄百景』『トカトントン』
- 12 私を社会化するフロンティア—江藤淳『成熟と喪失』
- 13 狂気と正気・その間のまなざし—古井由吉『杳子』
- 14 自然の擬人化の終焉—カミユ『異邦人』とロブ・グリエ『浜辺』
- 補遺—風景の変容(柄谷行人『風景の発見』;日野啓三『夢の島』;吉本隆明『ハイイメージ論』)
「BOOKデータベース」 より
