近代読者の成立
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近代読者の成立
(前田愛著作集 / 前田愛著, 第2巻)
筑摩書房, 1989.5
- タイトル読み
-
キンダイ ドクシャ ノ セイリツ
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収録内容
- 江戸紫 : 人情本における素人作者 (アマチュア) の役割
- 出版社と読者 : 貸本屋の役割を中心として
- 明治初期文人の中国小説趣味
- 露伴における立身出世主義 : 「力作型」の人間像
- 『賤のおだまき』考 : 『ヰタ・セクスアリス』の少年愛
- 近代文学と活字的世界
- もう一つの『小説神髄』 : 視覚的世界の成立
- 『小説神髄』のリアリズムとはなにか
- 戯作文学と『当世書生気質』
- ノベルへの模索 : 明治二十年前後をめぐって
- 言葉と身体
- 幕末・維新期の文体
- 明治の表現思想と文体 : 小説の「語り」をめぐって
内容説明・目次
内容説明
新聞と活字本の出現により、近代の文学空間はどのように形成されたのか。文学史に読者論を導くことにより、文化のなかに文学を位置づけ、文体のなかに時代を読みとる読者論の名著『近代読者の成立』に、後年のテクスト論に連なる諸論を集成する。
目次
近代読者の成立(天保改革における作者と書肆;明治初期戯作出版の動向—近世出版機構の解体;鴎外の中国小説趣味;明治立身出世主義の系譜—『西国立志編』から『帰省』まで;明治初年の読者像;音読から黙読へ—近代読者の成立;大正後期通俗小説の展開—婦人雑師の読者層;昭和初期の読者意識—芸術大衆化論の周辺;読者論小史—国民文学論まで;江戸紫—人情本における素人作者の役割;出版社と読者—貸本屋の役割を中心として;明治初期文人の中国小説趣味;露伴における立身出世主義—「力作型」の人間像;『賎のおだまき』考—『キタ・セクスアリス』の少年愛;近代文学と活字的世界;もう一つの『小説神髄』—視覚的世界の成立;『小説神髄』のリアリズムとはなにか;戯作文学と『当世書生気質』;ノベルへの模索—明耳21年前後をめぐって;言葉と身体;幕末・維新期の文体;明治の表現思想と文体—小説の「語り」をめぐって)
「BOOKデータベース」 より