女のせりふ
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書誌事項
女のせりふ
未来社, 1989.4
- タイトル読み
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オンナ ノ セリフ
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内容説明・目次
内容説明
公民館職員として日々出会う女たちの名せりふ、なにげなく呟かれた言葉、吐息のように洩れ出た言葉、そこにははっとさせられる真実、思わず目をそらしたくなる事柄、あるいは、女を、男を幾重にも縛っている通念や、囚われの意識の根深さが映し出される、女の言葉の痛みや共感を感性の深みから聞き取る。
目次
- 私は会社と結婚したのに
- 女には名前なんていらないんですね
- わたしが殺せないところまで成長した子供よありがとう
- すぐ、女は幸せにされてしまうから
- ご主人は、私よ
- 自分の年っていつも気にいらないのよね
- 男の人ってタダのことはしないでしょ
- 夫と力をあわせてやったことって義父のお葬式だけ
- 「家庭生活」が移動しているだけなんですもの
- 「落度のないように」なんて、私、冷たい人間だった
- 男ってすぐ女を指導したがるのね
- 君の妻が不幸を見せびらかせり
- おかあさんはまっているの
- 私は60点のヒトなんだな
- 「批判」という言葉をもっていなかったみたい
- だれとも浅くつきあうことです
- ごはんのとき、いつも「テレビがあってよかった」と思う
- おかあさんってどうしてあんなに子どもを脅迫するんだろう
- いい待たせ方をする人ねえ
- 主人がこわいわけではないのよ
- 外では似合う服、内では好きな服を着る
- 立つなりすわるなり自分でせい〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より