古代から十八世紀まで
著者
書誌事項
古代から十八世紀まで
(てんかんの歴史 / O・テムキン著 ; 和田豊治訳, 1)
中央洋書出版部, 1988.9
- タイトル別名
-
The falling sickness
- タイトル読み
-
コダイ カラ ジュウハッセイキ マデ
大学図書館所蔵 件 / 全60件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
原著第2版の翻訳
内容説明・目次
内容説明
てんかんはおそらく人類の紀源とともに知られてきた最も古い病気の一つである。さまざまな仕方で解釈され対処されてきたこの「たおれ病い」は、人間の社会にはかり知れぬ影響を及ぼしてきた。てんかんをめぐる人間たちの過去の営為をたどることは、数多くの迷信や強権との戦いを繰り返してきた〈医学的知〉の系譜を具体的な視点から明らかにすることにほかならない。本書は入手し得る限りの膨大な資料を駆使しつつ、「てんかん」の存在を歴史のなかに探り、その本質と医学の意味をえぐりだそうとする壮大な医学史の試みである。全2巻。
目次
- 第1部 古代(てんかん—神聖病;古代医学のてんかん)
- 第2部 中世(てんかん—たおれ病い;中世医学の学説)
- 第3部 ルネッサンス(神学的、哲学的、社会的な諸側面;経験の拡大と学説の変更)
- 第4部 大体系と啓蒙期(大体系;啓蒙運動)
「BOOKデータベース」 より