私を支えた人生の座右書 : 経営トップが書いた発想と人生哲学
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私を支えた人生の座右書 : 経営トップが書いた発想と人生哲学
大和出版, 1986.3
- Other Title
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人生の座右書
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ワタクシ オ ササエタ ジンセイ ノ ザユウショ : ケイエイ トップ ガ カイタ ハッソウ ト ジンセイ テツガク
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監修:扇谷正造
Description and Table of Contents
Description
“人との出会い”が運命を変えてしまうのと同じように、“たった1冊の本”がその後の人生に大きな影響を与えることもある。本との出合いは何も多感な青春時代に限ってのことではなくて、いつ訪れても不思議ではない。松下電器の総帥松下幸之助氏は事業を始めて10数年もたったある日、たまたま新興宗教の会合に出席した。その会場のあふれんばかりの信者の熱気に松下氏は感動し、それを機に今日の大松下の屋台骨ができた、という。本書に登場する超一流企業のトップ20氏も彼と似たような体験をしている。『座右の書』にどう巡り合い、どう対決し、企業なり人生に生かして行ったのか—トップの頭の中、経営の発想が盗める人生教科書である。
Table of Contents
- 書に人あり(扇谷正造)
- 1 歴史の大局観が決断に役立つ—『徳川家康』『田沼意次』『豊臣秀吉』『原敬日記』(安藤太郎)
- 2 心のもち方で、ものの見方が変わる—『天理教教典』(駒井茂春)
- 3 働くことは人生の“行”だ—『言志四録』『正法眼蔵』(素野福次郎)
- 4 人事管理と大脳生理学—時実俊彦『人間であること』(武田豊)
- 5 「私はいまだかって敗走の経験はない」—司馬遼『史記』(坪内寿夫)
- 6 「銀行員は袋小路に入りやすい」の一言—カーネギー『人を動かす』『道は開ける』『幽翁』(村井勉)
- 7 古典こそ“人生の師”だ—『正法眼蔵随聞記』『論語』『史記』『貞観政要』(色部義明)
- 8 心のモヤモヤがすっ飛ぶ活学—『解脱への道』『河村幹雄博士遺稿』『東洋思想十講』(田中文雄)
- 9 青春は情熱の燃焼—デュアメル『慰めの音楽』(藤井康男)
- 10 私の人生・座右の書—森鴎外『澁江抽齊』(吉野俊彦)
- 11 安岡正篤氏の“重役憲章”に学ぶ—『安岡正篤とその弟子』(新将明)
- 12 ベンチャー精神こそ企業発展の原点—谷口雅春『生命の実相』(稲盛和夫)
- 13 「会社は潰してはいけない」—田辺昇一『心に革命を起こせ』『人間の魅力』(大川功)
- 14 苦中にこそ楽あり—『葉隠』『菜根譚』(鈴木三郎助)
- 15 「小を捨てて、大につけ」の教訓—『小林秀雄全集』『ジードの日記』『囲碁十哲』(鈴木啓允)
- 16 “1冊の本”に絶対的価値をおくな—ミューラー・タイム『現状打破の哲学』ポール・J・マイヤー『モチベーション』(飯田亮)
- 17 劣等感の自分をバネにして—行動することが“座右の書”(高木禮二)
- 18 「おのれを知る」読書無用の人生観—小野悦・自然社(塚本幸一)
- 19 書に淫せず、まず接しよ—太宰治『正義と微笑』『万葉集』『竜馬がゆく』(久田/孝)
- 20 “人類の書”はビジネス書だ—『聖書』(藤田田)
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