スペイン読書ノート
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スペイン読書ノート
南雲堂, 1989.6
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スペイン ドクショ ノート
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内容説明・目次
内容説明
戦争から再生した国、今世紀最大の天才芸術家を生んだ国、オリンピックと万博を開催しようとしている国、そのスペインの素顔が60余冊の本の紹介とエッセイで描かれている。
目次
- 振幅ひろい思索の旅—堀田善衛『スペイン断章』
- 「裁きの神」から「愛の神」へ—田沼武能写真集『カタルニア・ロマネスク』
- 歴史に翻弄された「運命」—佐伯奏英『アルハンブラ』
- すぐれて人間的な教育論—フランシスコ・フェレル『近代学校』
- 二人の天才の友情—アントニーナ・ロドリーゴ『ロルカ・ダリ』
- スペイン現代史の空白を埋める—S・G・スペイン『ファランへ党』
- 「ドゥエンデ」に操られた人びとの世界—五木寛之『ガウディの夏』
- 史実のうえに立つフィクション—逢坂剛『スペイン灼熱の午後』
- 参戦と詩作の相剋を詳述—小野協一『スペイン内戦をめぐって』
- 鋭角的な研究方法—斉藤孝(編)『スペイン内戦の研究』
- 民衆運動の核心的エトス—東谷岩人『スペイン 革命の生と死』
- 天才詩人暗殺の真相に迫る—J・L・ビラ=サン=フワン『ガルシーア・ロルカの死』
- 現実の相対化を拒否する精神—J・ガラッシ(編)『武器を理解せよ傷を理解せよ』
- 未来を志向する知性—ラルフ・フォックス『小説と民衆』〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より