東アジアの食文化 : 北京・香港・ソウル

書誌事項

東アジアの食文化 : 北京・香港・ソウル

中野謙二著

(研文選書, 43)

研文出版, 1989.6

タイトル読み

ヒガシアジア ノ ショクブンカ : ペキン ホンコン ソウル

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内容説明・目次

内容説明

生活に不可欠な衣食住の三要素のうち、いずれを最も大切にするかは人によって、民族によって多少の違いがある。時代によっても異なる。東アジアにおいては、古くから食が最も重視され、食文化が発達した、といっていいように思う。「衣食足りて栄辱(礼節ともいう)を知る」は春秋時代の『管子』のことばだし、『書経』説命篇に出る「塩梅」の二字からは、当時すでに塩の鹹味と梅の酸味による調理法のあったことが知られる。

目次

  • これはいける(水辺に春を求めて;海の幸は新鮮なうちに;船遊びの移り変わり;河豚は食いたし;本場のシャブシャブ ほか)
  • 季節の味覚を(夏負け防止のチエ;食に季節を知る;白菜の出まわるころ;正月の食卓を飾る ほか)
  • 味さまざま(ところ変われば茶も変わる;食用肉の味くらべ;精進料理の味わい;餅は餅にあらず;鯛と鯉のコンテスト;豆腐の“本籍地”調べ)
  • 宴席の話題に(楽しい酒を飲むには;食文化をたずねて;「箸の文化」とは;お茶を楽しむ人々;市場にあふれる生活の息吹 ほか)
  • 食文化も国際化へ(ラーメンのルーツを辿る;日本料理の評判は;おかゆを食べてますか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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