北の海明け
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書誌事項
北の海明け
新潮社, 1989.5
- タイトル読み
-
キタ ノ ウミアケ
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内容説明・目次
内容説明
文化2年、幕府より官寺建立の命を受け、禅僧文翁と少年僧智弁は蝦夷地に向かった。ロシアの南下、アイヌと和人の対立、酷寒…、志半で病に倒れる文翁。智弁は、番人を殺害、ラショワ島へ逃亡する。5年後、再び蝦夷・厚岸に戻り、美少女イソランと再会した彼を待ちうけていたものは—。19世紀初頭の北海道を舞台に風土と信仰との闘いを描き、文芸時評で「格調高い骨太の作品」(読売新聞)と高い評価を受けた本格歴史長編小説。
「BOOKデータベース」 より