ベルリン・ダイアリー : ナチ政権下1940-45

書誌事項

ベルリン・ダイアリー : ナチ政権下1940-45

マリー・ヴァシルチコフ [著] ; 白須英子訳

中央公論社, 1989.7

タイトル別名

Berlin diaries

タイトル読み

ベルリン ダイアリー : ナチ セイケンカ 1940-45

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内容説明・目次

内容説明

マリー(ミッシー)・ヴァシルチコフは1917年、ペテルブルグに生まれた。1919年、一家は亡命し、ミッシーはフランスで教育を受ける。1940年1月、次姉タチアーナとともにベルリンに移住。数カ国語に堪能なミッシーは、ドイツ国籍ではないにもかかわらず、外務省情報局に勤務し、そこで反ナチ・グループの中枢と親交を持つ。毎日、几帳面にその日の出来事を日記につけていたミッシーは、間近に目撃した1944年7月20日のヒトラー暗殺未遂事件とそれに続く粛清の日々を、克明に記録した。彼女の親友、同僚がつぎつぎと処刑された。粛清の手が自分にも伸びてきそうな危険を感じたミッシーは、ウィーンに逃がれ、空軍病院の看護婦になる。ウィーン陥落までのすさまじい爆撃の記述は、生々しい。有能な上に、ベルリン有数の美女だったミッシーの交友は広く、ビスマルク家で食卓を囲むフルトヴェングラー、夜中の空襲で裸足で逃げ出すカラヤンなどの素顔も活写されている。この日記は、発売後、たちまち8カ国語に訳され、世界的ベストセラーになった。

目次

  • 1940年1月—12月
  • 1941年1月—6月
  • 1941年7月から1943年までの出来事
  • 1943年7月—12月
  • 1944年1月—7月18日
  • 1944年7月19日—9月
  • 1945年1月—9月

「BOOKデータベース」 より

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