使っていたことば : ラジオのできる以前 : 淡路島三原郡市村福長組のあたりで
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使っていたことば : ラジオのできる以前 : 淡路島三原郡市村福長組のあたりで
(トレビ文庫, 私の歴史研究)
日本図書刊行会, 1986-1988
- [正]
- 続
- Title Transcription
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ツカッテイタ コトバ : ラジオ ノ デキル イゼン : アワジシマ ミハラグン イチムラ フクナガグミ ノ アタリデ
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National Institute for Japanese Language and Linguistics
[正]818.64/Ku82/兵庫1000077923,
続818.64/Ku82/兵庫1000093870 -
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発売:近代文芸社
年譜:p152
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淡路びとは他国に出ると笑われまいと緊張して、相手の使うことばや、本で読んだ文章や、ラジオ・テレビで聞いたように喋ろうとする。使い馴れた言い方はつとめて忘れる。その郷里のことばを、明治末期から大正時代として、また当時三原郡市村あたりで使っていたの、と限定してとりあげてみよう。そのころはまだ交通不便で、誰もその行動半径が小さかった。つい隣村での言い方をしても、笑われたり、咎められたりしたものだ。
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