密教の哲学
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書誌事項
密教の哲学
(講談社学術文庫, [884])
講談社, 1989.7
- タイトル読み
-
ミッキョウ ノ テツガク
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注記
昭和44年、平楽堂書店刊「サーラ叢書18」に収められたものの文庫版である
内容説明・目次
内容説明
人の心の深淵に眼をひらき、そこで成就される個と全との神秘的な合一に、初めて確かな洞察を向け、それを全身的に把握する実践と儀礼の体系をつくり、上げた密教—。本書は、空海が体系化した教学を中心に、密教のもつ世界観・認識論・実践哲学・仏陀論などの基本的な構造を明らかにした。2千年に及ぶインド仏教の歴史全体の結実であり、また、仏教伝播の総決算ともいわれるその神秘思想に迫る。
目次
- 第1章 密教とは
- 第2章 密教の形而上学—阿字・六大の哲学
- 第3章 密教の認識論—マンダラの哲学
- 第4章 密教の仏陀観
- 第5章 密教の実践哲学—三密と戒
- 第6章 密教の周辺
「BOOKデータベース」 より