源氏物語 : かさねの世界
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源氏物語 : かさねの世界
大修館書店, 1989.6
- タイトル読み
-
ゲンジ モノガタリ : カサネ ノ セカイ
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内容説明・目次
内容説明
秋の気配、波の音、四方の嵐、…自然の中に光源氏がいる。それらの自然は、重なりあい、深まり、一つの世界をつくる。引用文は、著者独自の〈現代京ことば訳〉による。自然と人間とのかかわりの中で広がる新たな『源氏物語の世界』。
目次
- もの〈自然〉と人(月;霧;霞;時雨・雨・暴風雨;雪)
- かたみ(鏡—光源氏と紫の上;琴—光源氏と明石の御方;櫛—朱雀院と斎宮女御;水)
- かさね(表現のかさね;本歌どりその1;本歌どりその2;かさね;構想のかさね)
- 六条院と花々—見立て・とり合わせ(衣配り;隙見;女と匂い;女と書;女と楽)
- 序・破・急(朧月夜内侍の役割;まめ人の恋;靡かなかった女たち)
「BOOKデータベース」 より