円の社会史 : 貨幣が語る近代
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円の社会史 : 貨幣が語る近代
(中公新書, 937)
中央公論社, 1989.8
- タイトル読み
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エン ノ シャカイシ : カヘイ ガ カタル キンダイ
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内容説明・目次
内容説明
明治4年の新貨条例の公布によって、円は近代日本の通貨として公式の誕生をみた。しかし円には遡ること約30年の前史があり、また実質的に貨幣名・基本単位名に決まった明治2年から公布までの間、制度・質量・金本位制などを巡る紆余曲折があった。それから百余年、内外の激しい波浪のなかで一進一退を繰り返しつつ、円は今日の経済大国日本の代名詞に成長した。円の歴史に近代日本の軌跡を読み解き、その行く末をも考える。
目次
- ロンドンの2円半金貨
- 円前史
- 円の出生
- 金本位制度
- 貨幣マークを訓む
- 保証準備屈伸制限制度
- 最高発行額屈伸制限制度
- こしかた、ゆくすえ
「BOOKデータベース」 より