チバガイギーの内幕 : 薬害の構造
著者
書誌事項
チバガイギーの内幕 : 薬害の構造
青木書店, 1989.8
- タイトル別名
-
Inside Ciba-Geigy
- タイトル読み
-
チバガイギー ノ ウチマク : ヤクガイ ノ コウゾウ
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注記
原著(c1988)の翻訳
参考文献: 巻末p1-7
内容説明・目次
内容説明
薬害なばせ起きるか。いまは亡きオッレ・ハンソン医師が、スモンなどの薬害を根絶するために、死の直前まで追究した多国籍製薬企業の実態。
目次
- スモンが憎い
- 日本のスモン
- 予見できない悲劇だったのか?
- オキシキノリン剤の治療上の価値
- チバガイギーの弁明
- なぜ日本だけに?
- 反対尋問
- 和解、判決
- 謝罪はなかった
- 日本以外のスモン
- 警鐘
- ボイコット運動
- 世論に反応するチバガイギー
- 他社はどうか—サンド、スクイプ、ワイス社の例とって
- 学者・専門家との癒着
- 沸きあがる市民運動
- われわれはなにも学ばなかったのか
- 密かな内部告発の声
- エントベックスの売れ込み作戦
- 第三世界の貧しい患者を食い物にする企業戦略
- 死後1182人—非ステロイド抗炎症剤
- ベストセラー戦略—薬はイメージで売れ込め
- 痛風治療剤アンツーラン—臨床試験自体の評価
- トラサコール—もくろみ失敗?
- かくれんぼ—スローKの不思議
- 「医師の決断を手助けしよう!」
- 医薬品植民地主義—第三世界と国籍製薬企業
- ハンソンとチバガイギー(ミルトン・シルバーマン)
「BOOKデータベース」 より