帝王的動物
著者
書誌事項
帝王的動物
思索社, 1989.8
増補新装版
- タイトル別名
-
The imperial animal
- タイトル読み
-
テイオウテキ ドウブツ
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注記
参考文献: p422-463
内容説明・目次
内容説明
本書は、動物学、人類学その他の諸成果を援用して、人間の行動の進化について述べ、次いで、その進化の諸結果が、現在のわれわれの行動にどう影響するかを示す。男女間の行動文法、経済の行動文法、教育の行動文法、医療とレクリエーションの行動文法、暴力と性の行動文法等、現代社会の緊迫した諸問題を霊長類共通の行動文法からの乗難としてとらえる本書は、社会科学における動物学的展望を切り開いたと同時に人間性についての一つの見方を与える啓蒙の書でもある。
目次
- 第1章 行動文法を始めるに当って
- 第2章 政治的性質
- 第3章 結合の問題 1 母子優先—男女間の行動文法
- 第4章 結合の問題 2 男対男—男性間の行動文法
- 第5章 ギヴ・アンド・テイク—経済の行動文法
- 第6章 慈悲深い圧迫—教育の行動文法
- 第7章 身づくろい—医療とレクリエーションの行動文法
- 第8章 高貴な野蛮人—暴力と性の行動文法
- 第9章 人間の都市
「BOOKデータベース」 より