フロイトとユング : 精神分析運動とヨーロッパ知識社会
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フロイトとユング : 精神分析運動とヨーロッパ知識社会
岩波書店, 1989.8
- タイトル読み
-
フロイト ト ユング : セイシン ブンセキ ウンドウ ト ヨーロッパ チシキ シャカイ
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注記
引用文献: 巻末p17-33
内容説明・目次
内容説明
精神分析運動の創始者フロイトと集合的無意識の発見者ユング。20世紀の知的巨人の邂逅と別離には、2人のパーソナリティを超えた現代思想のドラマがあった。精神分析学は、世紀末から1920年代のあらゆる思想潮流をまきこみつつ宗教と科学のあいだを揺れ動く。フロイトの隠された真実を発掘し、20世紀思想史を書きかえるスリリングな試み。
目次
- 世紀末ウィーンとフロイト—医学とドラマトゥルギー
- フロイトのユダヤ神話空間—東欧と西欧の境界
- 東方ユダヤ人と反ユダヤ主義—フロイトにおけるユダヤ的なもの
- ウィーン・性・フロイト
- 国家の幻想—ケルゼンの国家論とフロイトの精神分析
- フロイトと悪魔学
- フロイトとユング—ラマルク主義と精神分析
- 世紀末にみるモルフォロギー—進化論とモルフォロギーの位相
- 宗教と科学の間(フロイトとスピリチュアリズム;ユングとスピリチュアリズム)
- 人類学の知的層位—ユング元型論の周辺
- アメリカ・シャーマン・スピリチュアリズム—ユング元型論の周辺
「BOOKデータベース」 より