ルネサンス書簡集
著者
書誌事項
ルネサンス書簡集
(岩波文庫, 赤(32)-712-1)
岩波書店, 1989.9
- タイトル別名
-
Epistolae selectae
ペトラルカ ルネサンス書簡集
- タイトル読み
-
ルネサンス ショカンシュウ
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注記
ペトラルカの肖像あり
巻末: ペトラルカ関係地図
本書はペトラルカの五つのラテン語書簡集から選訳したもの
底本としたテキスト: p302-303
内容説明・目次
内容説明
イタリア文学の三巨星の一人で、ルネサンス運動の首唱者であったペトラルカ(1304‐1374)は、偉大な詩人であるとともに、つねに自己自身を問いつつ哲学するモラリストであった。ここに収められた23篇の手紙は、ペトラルカが親しく同時代人や古代人、後世の人に呼びかけたもので、モラリストとしての真骨頂が浮彫りにされる。本邦初訳書簡多数。
目次
- 文学的栄光を夢みて
- 祖国の解放と再生のために
- 自然と人間との再発見—ヴァントゥウ登攀記
- 二つの憧憬—ローマとラウラ
- ローマの再発見
- 孤独生活—自由と文学研究のために
- 文学的栄光の獲得—桂冠詩人の誕生
- 文体について
- 古代人への書簡
- 古代文化“再生”のために—古典収集活動
- 古代ローマ再生のために—コーラ革命をめぐって
- 自己自身への書簡
- 教皇庁批判
- 祖国への書簡
- 文学と政治のはざまで
- 後継者への書簡
- 後世への書簡—書簡体自叙伝の試み
「BOOKデータベース」 より