新・韓国風土記

著者

• 安, 宇植 안, 우식
• ソウル市「根の深い木」社 ソウルシ 「ネ ノ フカイ キ」シャ

書誌事項

新・韓国風土記

ソウル市「根の深い木」社編著 ; 安宇植編訳

読売新聞社, 1989-

• 第1巻 ソウル・釜山・済州島
• 第2巻 全羅北道・全羅南道
• 第3巻 忠清北道・忠清南道
• 第4巻 京畿道・江原道
• 第5巻 慶尚北道・慶尚南道

タイトル別名

The discovery of Korea

タイトル読み

シン カンコク フドキ

注記

付: 韓国歴史年表

内容説明・目次

巻冊次

第1巻 ソウル・釜山・済州島 ISBN 9784643890563

内容説明

朝鮮王朝の都として発達したソウル、海の守りの要衡釜山、収奪に耐え観光立国を実現した済州島。檀君神話の昔から「漢江の奇跡」の現代まで、ソウル、釜山、済州島が歩んだ独自の道を俯瞰する。

目次

• ソウル（ソウルはソウル；昔と今を裂く断層；驀進する経済；ひとつの貎で５百年；ソウルの２４時間）
• 釜山（苦痛と共に育った街；韓国近代史の縮図；輸出の半分を賄う港；海の気質・海の文化；多様性を秘めた文化）
• 済州島（砂粒の喜び、巌の試練；三別抄の戦い；反乱の島；四・三事件と朝鮮動乱；「済州立国」への道；島に繋がる海の道）

巻冊次

第2巻 全羅北道・全羅南道 ISBN 9784643890631

内容説明

豊饒の地に住むがゆえに裏切られ、奪われ、差別されてきた全羅道。「野」の地に住む民衆が哀しみのうちにうたったパンソリの節まわしのなかに、韓国の人がみえる。

目次

• 第１部　全羅北道（保ち続けた「全」の精神；半分は農民の血；愚かなままに死にゆく意味；いまも残る歳時風俗；山や野や海で）
• 第２部　全羅南道（差別と抵抗の月日；取り残された手造り経済；諦観と自負心、矛盾の文化；民俗芸能に祈りを込めて）
• 韓国歴史年表

巻冊次

第3巻 忠清北道・忠清南道 ISBN 9784643890709

内容説明

百済の風雅をいまに残す「清風名月」の地。北に漢江、南に錦江。両大河の狭間に位置する忠清道は、高句麗、新羅、百済の争いの場となった。固く口をつぐみ戦乱に耐えた住民は、自然を愛する心を育んだ。

目次

• 忠清北道（狭間の悲哀；小さく、そして少ないが；両班の地の昨日と明日；いまも残る美しい習俗）
• 忠清南道（従順ゆえの悲劇；土を耕し育てる経済；和合と中庸の里；自然美を育む百済の地）
• 韓国歴史年表

巻冊次

第4巻 京畿道・江原道 ISBN 9784643890792

内容説明

首都ソウルを押し包み、その矛盾を一身に浴びてきた京畿道。木を伐り火を放ち、火田を開いて飢えをしのいだ江原道。休戦ラインの最前線に位置する民衆の哀しみはいまも癒えない。韓国各道の自然、歴史、文化、産業を総合的に網羅した〈韓国入門〉決定版。

目次

• 京畿道（歳月は漢江の流れとともに；ソウルのおこぼれでは不足；東西南北みな異質）
• 江原道（記憶の底の戦いの日々；山河に眠る豊かな資源；「献花歌」を詠む風雅の地；山の民の山の幸）

巻冊次

第5巻 慶尚北道・慶尚南道 ISBN 9784643890891

内容説明

伽〓人・新羅人の心をのせて洛東江は今日も流れる。太白、小白二つの山脈を背に、洛東江は豊かな農地を拓いた。権勢を誇る多数の人材を輩出した本貫の地、慶尚道の栄光の陰に黙々と生きつづける庶民の姿がある。

目次

• 慶尚北道（いまにつづく人材の宝庫；工業化は機織りから；新羅からの一筋の流れ；文化の開化を阻むもの）
• 慶尚南道（その源は伽〓にあり；農と工の二本の柱で；仏教と儒教を根づかせて；貧しく粗野であっても；海と陸に育まれた英知）

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

• NII書誌ID(NCID): BN03874570
• ISBN:
  • 4643890568
  • 4643890630
  • 4643890703
  • 4643890797
  • 4643890894
• 出版国コード: ja
• タイトル言語コード: jpn
• 本文言語コード: jpn
• 原本言語コード: eng
• 出版地: 東京
• ページ数/冊数: 冊
• 大きさ: 22cm
• 分類:
  • NDC8 : 292.1
  • NDLC : GE141
• 件名:
  • NDLSH : 朝鮮(1948- 大韓民国) -- 地誌
  • BSH : 韓国