手 : もうひとつの生活
著者
書誌事項
手 : もうひとつの生活
丸善, 1989.9
- タイトル読み
-
テ : モウ ヒトツ ノ セイカツ
大学図書館所蔵 件 / 全71件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
財団法人クラフト・センター・ジャパンの機関誌「手--もうひとつの生活」の第1号から第23号までに掲載されたエッセイを選択し、3つの枠組の中で再編成したもの
内容説明・目次
内容説明
クラフト・センター・ジャパンは、日本各地に残る伝統的産業工芸の再活性化を企てるために各種の活動を行ってきました。本書はこれらの運動の一環として、日本の優れた手工芸品を「造る人」と「使う人」の橋渡しとなることともに、高度経済成長以降の混迷した世相の中で、新しい生活運動や文化活動の一つの拠り所になることを意図しており、工芸家やデザイナーのみでなく、文学者、歴史学者、文化人類学者、建築家、ジャーナリストなど広範囲な分野の方々を執筆者に迎えた本書は、「モノづくり」を通して暮らしを見直すユニークなエッセイ集です。
目次
- 1章 手とこころ(足で書く;近代化と足;足の造形;触れる意味;総合的感覚のなかで;聞く耳をもつこと;音のゆりかご ほか)
- 2章 手・はたらき(ふだんの食器;クラフトと私;箸の機能;割り箸のピストル;断章ハ行の風景;おもちゃは秘密の鍵;いま、大人たち、竹トンボ;ケンダマ雑感 ほか)
- 3章 手・もの(クラフトとインダストリイ;フォークアートのアノニマス性をめぐって—職人仕事の意味;米の器の歴史;都市生活のなかの民芸—便器から食器まで;セルロイドからプラスチックへ;新素材と自然材の共存;異素材のクラフト ほか)
「BOOKデータベース」 より