嘘、秘密、沈黙。
著者
書誌事項
嘘、秘密、沈黙。
(アドリエンヌ・リッチ女性論 / アドリエンヌ・リッチ著, 1966-1978)
晶文社, 1989.7
- タイトル別名
-
On lies, secrets, and silence : selected prose 1966-1978
- タイトル読み
-
ウソ、 ヒミツ、 チンモク。
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内容説明・目次
内容説明
女とは何か。女として生きるとはどういうことか。一人の女として、母として、詩人としての自らの経験を深く掘りさげて、母性神話について、異性愛について、女の教育と仕事についてラディカルに問う。そして、男によってつくられた歴史や文化のなかで、沈黙を強いられてきた女の生きかたを解放する視点を明らかにする。つねにフェミニズムの原点にたちもどりつつ、その最前線を歩んできた詩人の思考の軌跡を初めて紹介。
目次
- アン・ブラッドストリートの精神的緊張
- わたしたち死者が目ざめるとき
- 自由入学制大学の言語教育
- 反フェミニスト女性
- 生きのびる意志—エリナ・ロス・テイラーの詩
- ジェイン・エア—母のない女が出会う誘惑
- 女像柱—二つのコラム
- アン・セクストンの死を悼む
- 女性中心の大学をめざして
- エミリ・ディキンスンの力—家庭のなかのヴェスヴィウス火山
- 女と名誉—嘘についての覚え書
- 束縛された母性
- 私たちの内なるレズビアン
- 仕事の条件—女性の共通世界
- 夫の権利と父の権利
- 私たちが女を愛することの意味
- 教育をもとめる権利
- 女の学生と真剣に向きあう
- 権力と危険
- 母性—現在の緊急事態と未来への大飛躍
- 文明への不忠誠
「BOOKデータベース」 より