書誌事項

信濃の民俗音楽

村杉弘編

音楽之友社, 1989.9

タイトル読み

シナノ ノ ミンゾク オンガク

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内容説明・目次

内容説明

SBCテレビ(信越放送)による信州大学放送公開講座のテキストとして編集されたこの著は、主任講師である村杉弘教授の30年にわたる信濃の民俗音楽の研究成果を基にして他に6名の講師陣等が協力して纒めたものである。ここでは信濃の古い民衆の音楽を108曲の譜例を使って解りやすく説明するとともに、特に北信濃に分布する「烏踊」が中世の烏を神の使いとする修験道(山伏)の芸能であるとすることや、信濃の山々に谺する太々神楽の8/8拍子による権拍子の発見、あるいは上伊那の入野谷地方の「キンニョンニョ」が江戸時代の初め頃ポルトガル人の影響によって生まれたものだとする等、新しい事実も解明した民俗音楽のパイオニア的研究書である。

目次

  • 「信濃の民俗音楽」を学ぶにあたって
  • わらべうた(一般的なわらべうた;珍しいわらべうた)
  • 民謡(民謡のかたち、ならびにその発声;烏踊;小室〈諸〉節;暮らしと民謡;複旋法による民謡)
  • 民俗芸能(式三番;太々神楽;太神楽獅子;霜月神楽)

「BOOKデータベース」 より

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