大阪もののけ紀行
著者
書誌事項
大阪もののけ紀行
白水社, 1989.5
- タイトル読み
-
オオサカ モノノケ キコウ
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内容説明・目次
内容説明
猟奇の世界に夢とロマンを求めて日夜活動する猟奇庵、こと漫画家の川崎ゆきおが、大阪の街に出没するというもののけ(妖怪)をたずね歩く。奇妙な街大阪を斜めから観察する、風変わりな大阪ウォッチング。
目次
- 第1章 大阪もののけ紀行(梅田ビル街に妖怪ビルマを見た;谷町筋を妖怪ガメラが横断する;ギロチン広場で妖怪ダンボールが惨殺された;小豆洗いは「おいとしぼし」からやってきた;都会の孤島に人外魔境を見た;宝塚ファミリーランドに裏迷宮大魔界を見た;帝塚山古墳に眠る浦島太郎;浪人の怨念が大阪に残る;河内平野のひずみから妖怪ばばたんこが覗く;高級住宅地に妖怪ローンストーンがいる;メリケン波止場にレトロマンが上陸する;宮前商店街に妖怪閑古鳥が鳴いた;新世界にそびえる妖塔通天閣が大阪滅亡を救った;千里ニュータウンに妖怪社怪人が走る;梅田地下街に妖怪タンナメが消えた;我孫子道に妖怪幽霊電車が来る)
- 第2部 街への視線(大阪市街戦;思い込みの世界;20面相の風景;アイデンティティ;喫茶店は霊場になる;貧乏暇あり;精神分析撮影写真)
「BOOKデータベース」 より