わがこころの歎異抄
著者
書誌事項
わがこころの歎異抄
(現代教養文庫, 1301)
社会思想社, 1989.5
- タイトル読み
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ワガ ココロ ノ タンニショウ
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注記
背の書名(誤植): わが心の異歎抄
付: 参考資料
内容説明・目次
内容説明
「ゆるい起伏をえがいた岬の峰の稜線に太陽の円の弧線がふれたかと思うき、太陽はあかあかと燃えあがる。そして赤い炎で雲を焼き、海を黄金色に染めながら、峰のむこうに没していく。—」人びとの心のなかに抱く風景、したたかな志の源泉となる原風景をえがき続けてきた著者が、自らの意識のひだの内奥に息づく、西方浄土の思念の根源をたどり、『歎異抄』との出遇いを語る。
目次
- 第1章 母からの出発(天草の宗教的な風土;観乗寺と在家説教;領解文と御文章;節談説教;母の死)
- 第2章「歎異抄」との出遇い(遺されたことば;自分の魂で読む;信ずるほかに子細なし;人間の善・人間の悪;まことの滋悲;いのちの緑と信心;真主の師弟)
- 第3章 浄土はこいしからず(合掌する姿;地湧きの念仏;浄土はこいしからず;学問と信心;本願とのさり)
「BOOKデータベース」 より