書誌事項

ア・ブ・ナ・イ生殖革命

グループ・女の人権と性著

(有斐閣選書, 792)

有斐閣, 1989.10

タイトル別名

アブナイ生殖革命

タイトル読み

ア ブ ナ イ セイショク カクメイ

注記

参考文献: p238-241

生殖技術関係年表: 巻末p20-29

内容説明・目次

内容説明

ハイテク生殖技術・不妊治療は、本当に女性・男性にとっての“福音”であるのか。

目次

  • 座談会 生殖革命と女の選択(男女産み分けにみる生殖への技術介入;優生思想と自己決定権;働く女と生殖技術;代理母問題を考える)
  • 性と生殖のあいだ(“産めない女”の視座から;関係性がなくても産める時代;性と生殖をどこまで自立的にできるか)
  • 生殖技術と医療(女のからだにとって生殖とは;生殖を女性のからだから切り離す技術の登場;試験管ベビー、試験管としての女性;不妊女性にとって生殖技術とはなにか;私のからだは私のもの)
  • “代理母”が問うもの(“代理母”とはなにか;事件の背景—アメリカ社会を見る;問われなければならないのは何か;代理母の問題点;生殖材料としての女)
  • 働くことと産むことと(二つの権利のはざまで;働く女性とこれからの生殖技術;追られる選択的中絶—自己決定権の重さ)
  • 産まない選択・いま世界では(産まない政策と生殖技術;避妊技術はどこまで開発されているか;基本的人権としての家族計画;家族計画単独予算ゼロの日本;避任の二重基準 ほか)
  • “少産優生”中国からの報告(なぜ中国なのか;“子だくさん”から“一人っ子”へ;一人っ子政策の実態;厚生政策の実態をみる)
  • 子産みの自己決定権(どこに問題はあるのか;子産みに関する女の自己決定権胎児診断、胎児治療や選択的中絶について;生殖技術のめざすところ)
  • 治療のなか生殖工学のなのか(生殖技術の現状と予期せぬトラブル;不妊の背景と問題点;“合理点な生殖”とは何か;生殖工学は性差別の解消に役立つか;バイオ・テクノロジーの時代をどう生きるか)

「BOOKデータベース」 より

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