思索の散歩道 : 都市風景と文化への散策
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書誌事項
思索の散歩道 : 都市風景と文化への散策
思潮社, 1989.6
- タイトル読み
-
シサク ノ サンポミチ : トシ フウケイ ト ブンカ エノ サンサク
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内容説明・目次
内容説明
風景と人間との共生にむけてあるときはヨーロッパの街角を散策し、またあるときは演劇の根源や、諸先達との交流の記憶へと遡行しながら、あるべき文化のたたずまいを探る社会科学者の思策の散歩道。
目次
- 1 風景への散策(風景の視点;絵画との出会い;レンブラントの『獄中のパウロ』;風景への感情;風景と共存する文明;御成山を持つ小学校;浅間高原の思い出;北の旅から;都市風景—文化の構造的たたずまい)
- 2 文化への散策(宇宙と歴史の中の人間;木下順二『夕鶴』にみるたまゆらの愛;演劇における風景の発見;太田省吾の転形演劇 T2スタジオの周辺;悲劇的なるものとユーモア—鈴木忠志の演劇について;万象の生情をとらえること—殿村莵糸子の俳句の世界;丸山圭三郎『生命と過剰』をめぐって;矢内原忠雄『土曜学校講義』について;文化の創造と死の断絶)
- 3 出会い(浅間高原の青春—沖野岩三郎さんのことなど;波多野精一先生のこと;矢内原忠雄先生の福音的信仰;軽井沢で大塚久雄先生と語る;蓼科高原で関根正雄先生との共同生活;石河光哉画伯の想い出;小林昇経済学史の底に流れるもの;増田四郎先生と随想 ほか)
- 4 ヴェーバー研究の周辺(ミュンヘン便り—ヴィンケルマン教授とヴェーバー研究所のことなど;マリアン・ヴェーバー『マックス ヴェーバー』について;マックス・ヴェーバー生誕百年記念シンポジウムをめぐって;近代文化と合理主義の意味—ヴェーバー生誕125年によせて ほか)
「BOOKデータベース」 より